症状について

ぎっくり腰

 寒冷時に起きやすくなります。柔軟性を失った筋肉が急激に引き伸ばされ損傷する場合が多いです。初期には冷却が有効で、誤って温めたり損傷箇所をマッサージすると治りが遅くなります。

寝違え

 腋窩神経の圧迫で起こることが多く、首を動かせなくなったりします。腋窩神経の圧迫を取ると、ほとんどはその場で首が動くようになります。


五十肩

 結髪動作(頭の後ろで髪を結ぶ)、結滞動作(腰の後ろで帯を結ぶ)が痛みでできない場合、五十肩と判断します。施術ポイントがあり、適切な施術を行うと多くはその場で施術前より腕が上がるようになります。

膝の痛み

 変形性膝関節症の場合、膝軟骨がすり減っていると言われる場合がありますが、膝軟骨の減少と膝の痛みには直接の関係がないことがわかっています。つまり、軟骨が減っていても痛みを軽減させることは可能で、実際にそうした事例はいくらでもあります。


かかとの痛み

 足底腱膜炎、足底筋膜症とも言います。かかとを床につけると痛みます。「かかとの骨にトゲができている」と言われる場合がありますが、骨のトゲと痛みには直接の関係はありません。トゲがあっても施術により痛みを軽減することが可能です。

脊柱管狭窄症

 さまざまな原因により、腰部の神経が圧迫されシビレや筋力低下などが起こり、長い時間(30分以上)歩けなくなります。施術の目的は、下枝の血行を改善し筋力低下を防ぐこと。腰部より下(臀部など)の神経圧迫を軽減することです。


施術一般について

 物理療法として、低周波・干渉波・ホットパック(温熱)などを使用します。
 手技療法には徒手施術に加えマッサージローラー・筋膜リリースガンなどを使用します。頸椎矯正や胸椎矯正、腰椎矯正は一切行いません。根本治療や骨盤矯正と称する意味のない施術も行いません。