目が疲れたときに、まぶたがピクピクするのを経験したことがあると思います。このとき筋肉は意思で動かそうをしていないのに、勝手に収縮しています。
古くは指圧、最近ではトリガーポイント療法もこの筋肉の単収縮(攣縮)を起こさせることによって、いわゆるコリ、硬くなった筋肉をほぐしているわけです。ここでは「筋収縮のリリース」と表現します。
マッサージガンは、「筋収縮のリリース」にうってつけの機械です。ただし、筋収縮のリリースを起こすにはそれなりの使い方があります。
ひとつは、マッサージガンのヘッドを筋肉に垂直に当てること。
そして、ヘッドを移動させないで5~10秒以上(最大60秒)は同じ場所に当てることです。
リンパを流すときなどはヘッドを移動させながら当てたりしますが、それだけではせっかくのマッサージガンを充分活かしていません。筋収縮のリリースが、マッサージガンを使う最大のメリットだと思います。それくらい、筋収縮のリリースを起こした部分への効果は明らかです。
筋収縮がリリースされるときは、ヘッドに「トン、トン」とか「ドン!」という筋肉のキックバック(跳ね返り)を感じることができます。マッサージガンを使う場合は、当てている筋肉からのキックバック(跳ね返り)を感じるようにしてみましょう。いろんな情報を得られますから。ただ漫然と流しているだけだと、筋肉からの反応を感じることはできません。
キックバックはどんな筋肉にも起こりえます。びっくりするくらい大きな「ドン!」がかえってくくることもしばしばです。反応が起きた筋肉は、縛りから解放されたように柔らかくなり、本人も非常にラクになったことを感じます。
みなさんもぜひ、「筋肉からの反応」を意識してマッサージガンを使ってみて下さい!
コメントをお書きください